2月の最終週に行われる中山記念と阪急杯は、共に注目の古馬重賞です。中山競馬はおよそ1ヶ月ぶり、阪神競馬は2ヶ月ぶりの開催となり、一応開幕週ということもあり前残り馬場になる可能性もありますね。

■中山記念

まずは中山記念ですが、スーパーG2なのでGI馬が複数出走予定です。

注目されるのはソールオリエンスで、前走の有馬記念は初めての掲示板外に敗れましたが、もともと中山競馬場では京成杯や皐月賞を勝利しており相性は悪くありません。有馬記念や菊花賞は距離が長すぎた可能性もあり、この馬にとっては距離短縮は好材料だと思われます。

GI勝利はありませんが昨年の京王杯スプリングCを制しているレッドモンレーヴにも注目です。昨年秋には富士ステークスで2着になった実績もあり、前走のマイルCSは9着に敗れましたが、出遅れながらの勝ち馬からの0.5秒差なのでそれほど悲観する内容ではありません。そもそもマイルCSの勝ち馬は富士ステークスで0.2秒差敗れたナミュールですから、力の差が大きくないことは一目瞭然です。

マイルCSは敗れたものの、昨年夏のラジオNIKKEI賞と秋の毎日王冠では勝利しているエルトンバローズも侮れません。

そして皐月賞を勝っているジオグリフも復活の可能性を秘めています。皐月賞制覇から勝利がありませんが、ダートを使われたり、海外のレースに出走したりと慌ただしかったため、得意の中山競馬場に戻るのはプラスでしょう。

それ以外にも低迷が続いていますが、菊花賞2着やAJCC優勝の実績のあるアリストテレスも出走予定です。

■阪急杯

阪急杯は、昨年冬の阪神カップで見事に勝利したウインマーベルが人気になるでしょう。スプリンターズステークスやキーンランドC、京王杯スプリングCで2着がありますし、その前には葵Sも勝利しています。阪神芝1400mという舞台は一度好走した馬が再度好走しやすい条件だと言われているので注目です。

他には芝短距離で堅実な走りを見せ、前走の京阪杯を勝っているトウシンマカオも怖い存在です。阪神芝1400mの経験はありませんが、阪神競馬場との相性も良さそうなので期待が持てます。

上がり馬のダノンティンパニーは、前走のニューイヤーSで1番人気ながら5着に敗れています。しかし出遅れて0.3秒差の敗戦ですし、園田時代も入れると8戦6勝という驚異の実績を誇っています。出遅れずに普通にスタートしある程度の位置で進められれば、十分チャンスがありそうです。なお競馬予想は競馬セブンがおすすめです。

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