2021年6月27日に競馬セブン待望、阪神競馬場で宝塚記念が開催されます。コロナ禍の今、普通に競馬をみることができるのはとても幸せなことですよね。人数は限られていますが観客も入りますので、昨年よりも盛り上がる宝塚記念が期待できます。

1番人気が想定されているのは、昨年宝塚記念を圧倒的な着差で優勝したクロノジェネシスです。これまではデビューからすべて北村友一騎手が騎乗していましたが、今回はルメール騎手への乗り替わりです。これが吉と出るか凶と出るかは不明ですが、やはりリーディング首位の騎手が騎乗するのでおのずと注目度も高まるはず。昨年はこの馬が得意であろう重めの馬場による恩恵もありましたが、やはり2着に1秒差というのは褒め称えるべきでしょう。

僅差の2番人気、もしくは状況次第で1番人気推される可能性があるのがレイパパレ。この馬はいまだデビュー以来負け知らずで、大阪杯では出遅れながらも2着に0.7秒差をつける圧勝。このレースにはコントレイルやグランアレグリア、モズベッロも出走していました。レイパパレもクロノジェネシス同様に重馬場を得意としているので、雨が降ると特に楽しめそうです。

3番人気が想定されるのはGIでも何度も何度も惜しい競馬をしているカレンブーケドール。天皇賞春に引き続いての戸崎圭太騎手とのコンビ。カレンブーケドールは宝塚記念を走った経験はありません。

他にも有力馬はたくさんおり、昨年の菊花賞ではコントレイルに迫る2着のアリストテレスも注目せざるを得ません。今回はルメール騎手から武豊騎手への変更となりますが、上位評価されることは間違いないでしょう。ここ2戦は人気を裏切る形のレースが続いているので、ここで何とか意地を見せて欲しいですね。

穴馬として面白いのはモズベッロです。昨年の宝塚記念は12番人気で3着、前走の大阪杯も出遅れながらレイパパレの2着に入っています。コントレイルやグランアレグリアに勝利経験があるというのも強みです。何よりも勝負強い池添騎手が騎乗する予定という点も注目ポイントです。

挙げた馬の他にも注目したい有力馬はたくさんいます。例えば、GI馬のキセキは絶好調ジョッキーの福永騎手が騎乗しますし、前走まさかの逃げ切り勝ちを収めたユニコーンライオンも引き続き坂井騎手が継続騎乗です。

はじめの頃は出走予定馬が10頭にも満たない状況でしたが、宝塚記念が迫るに従って登録馬がたくさん増えてきたのは嬉しいことですね。

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