宝塚記念が6月の後半に終了し、その翌週からは本格的な夏競馬が行われます。大きなレースはありませんが、CBC賞、七夕賞、プロキオンSなどのG3は見物です。今回はこれら3レースの有力出走馬に関して紹介していきます。

CBC賞は、7月のはじめの週に行われる短距離重賞です。恐らく1番人気が想定されるのは高松宮記念で1位入線ながらも4着に降着となったクリノガウディー。フロックと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、2歳時からGIで2着になる実績を残しているため注目です。

他にはアウィルアウェイもとても怖い存在で、高松宮記念は大敗したものの、今年のシルクロードSは見事勝利しています。それ以外に、レッドアンシェル、ミッキースピリット、タイセイアベニールといったメンバーが上位人気になると思われます。

今後のスプリント界を担う存在の馬が現れる可能性もあるので、観戦してみてください。

そして7月12日に福島競馬場で行われるのは七夕賞です。混戦になる可能性が考えられますが、ソールインパクト、ロシュフォール、ミッキースワローが人気を集めそうです。ソールインパクトは、2017年の七夕賞で3着に入っており、昨年は8着でした。久しぶりですが力のあるところを見せ付けてくれるでしょう。

他にはロシュフォールにも注目してみてください。

およそ1年ぶりですが、初戦と近2走以外は崩れていません。新潟大賞典では1番人気に推され、出遅れながらメールドグラースの2着になった馬です。もしかすると関越Sに出走する可能性もあります。

普通に走れば1番強い可能性のあるミッキースワロー。実際に前走は天皇賞春で3着、さらに日経賞を勝利し、昨年の七夕賞の優勝馬でもあります。誰が騎乗するのかにもよりますが、大きく扱われるはずです。もしここを勝利すれば、2年連続の七夕賞の勝利です。

その他、ブラックスピネル、クレッシェンドラヴ、タニノフランケルなどもいます。

同じく7月12日に行われる阪神競馬場のプロキオンSは、ダート1400mが舞台です。現時点での出走予定馬には、2走連続GI3着で、昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯を制しているサンライズノヴァがいます。昨年はこのレースで4着に敗れているので、今年こそはという思いもあるでしょう。

そして黒船賞とかきつばた記念を連勝中の4歳馬ラプタスにも注目したいです。ダートに転向してからは一度8着があるだけで、それ以外はすべて勝利。

また他には、サクセスエナジー、レッドルゼル、ヴェンジェンスといった面々も出走を予定しています。

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