2020年11月にはJRAで4つのGIが開催されました。ここではジャパンC以外の、天皇賞秋、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップの結果や詳細についてお伝えします。

まず11月1日に東京競馬場で行われた天皇賞秋は、アーモンドアイが1番人気でした。単勝1.4倍で、宝塚記念を制したクロノジェネシスが4.4倍。それ以降は10倍以上と、オッズ上では力の差が大きなレースでした。3番人気はダノンキングリーですが、今年は中山記念しか勝利しておらず、前走の安田記念は7着に敗れているので不安もありました。

レースがスタートすると、ダノンプレミアムがハナを切ります。少し間が開いて、ダイワキャグニー、キセキ、そしてアーモンドアイが続きます。こういった体勢で3コーナーをカーブして4コーナーに入り、満を持して直線に入ります。

逃げ粘るダノンプレミアムですが、必死で追いかけるアーモンドアイに残り200m地点を過ぎたあたりで交わされ、結果的にそのままアーモンドアイが勝利します。これで芝GI8勝となり、歴史的な記録を作り上げました。

そして2週間後の11月15日には阪神競馬場でエリザベス女王杯が行われました。今年は京都開催ではないので予想で戸惑った方もいらっしゃるかもしれません。

人気は牡馬相手のGIも勝利しているラッキーライラック。しかし単勝オッズは3.3倍。その理由のひとつに札幌記念と宝塚記念の結果が挙げられますね。他にはノームコア、ラヴズオンリーユーといった面々も上位人気でした。

スタートが切られ、競馬セブンが見守る中、まず人気のノームコアがハナを切ります。それに続いて、リアアメリア、ウインマリリン、サムシングジャストといった体勢。逃げるノームコアのリードは3コーナーでも比較的大きいまま。しかし4コーナーあたりでは他の馬たちが必死に追い上げを見せます。

そんな中あっさりと抜け出して後続に差をつけたのは1番人気のラッキーライラックです。最後はサラキア、ラヴズオンリーユーに追い上げられましたが完勝。

11月22日のマイルチャンピオンシップは、安田記念でアーモンドアイを下したグランアレグリアが圧倒的1番人気でした。3歳馬ながら期待のサリオス、そして実績も実力も十分なインディチャンプと人気が続きます。

スタートが切られると実力馬のレシステンシアがスムーズにハナを切り、それに続いてラウダシオンなどが続きます。グランアレグリアは比較的前目に位置していましたが、直線に向いても抜けです場所はありません。もしかして負けるか…と思われたところ残り200m地点あたりから急加速し、見事に優勝。

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