JRAのGIレースはたくさんありますが、1年を締めくくり(ホープフルSが後日ありますが…)、強い馬を決定するレースといえば有馬記念が連想されます。毎年のように強い馬が勝利していて、今年も歴史に名を刻むために期待の馬たちが出走予定です。

■ファン投票トップは260,742票を獲得したエフフォーリアです。

今年の皐月賞と天皇賞秋を制覇し、ダービーではハナ差の2着。ほぼパーフェクトな成績ですし、天皇賞秋ではジャパンCで有終の美を飾ったコントレイルに完勝しています。

■ファン投票で2位だったのは240,165票のクロノジェネシスです。

昨年の有馬記念を勝っていて、今年と昨年の宝塚記念も勝利しているので、2021年の有馬記念を勝てば恐らく前人未到のグランプリ2年連続完全制覇となります。そのうえクロノジェネシスはこのレースで引退なので、有終の美を飾れるかに注目が集まっています。

■今回若手のホープ横山武史騎手と挑むタイトルホルダーは207,285票でした。

菊花賞では5馬身差をつける圧勝でしたし、3歳馬なので恐らくその後も成長しているでしょう。イメージ的には有馬記念も向きそうなので、上記2頭を破っても不思議ではありません。

エフフォーリアの存在もあり強い3歳世代と言われていますが、タイトルホルダーは主役ではありません。ここを勝って是非とも主役に名乗り出たいところです。

■その他にはまさかの勝利をエリザベス女王杯で成し遂げたアカイイトも出走登録しています。出遅れ癖があるので心配ですが、エリザベス女王杯がフロックではないところを証明したいですね。

■また、今回の有馬記念で引退が決まっているキセキにも注目したいです。天気が大荒れの中行われた菊花賞を制して以降勝ち星はありませんが、GIでの2着は複数回あり、いつ再度GIを勝ってもおかしくない実力を秘めています。京都大賞典では勝ち馬から0.1秒差の3着でしたから、まだまだ活躍を期待したいですね。

■さらに、前走凱旋門賞に挑戦し14着だったディープボンドにも注目しましょう。

凱旋門賞の前哨戦でもあるフォワ賞は勝利していますし、今年の春の天皇賞では2着に入っています。帰国緒戦となるので調教やパドック、馬体重のチェックは不可欠ですが、世界で戦った馬なのであっと言わせるかもしれません。

■以上の他にもステラヴェローチェ、アリストテレス、メロディーレーンなども出走予定です。ちなみにメロディーレーンの弟は上で紹介したタイトルホルダーです。

強い3歳世代が勝つのか、それとも古馬勢が意地を見せるのか!今年も有馬記念から目が離せません。

なお、競馬予想は競馬セブンの情報も参考にしてみてください。

関連記事→関連記事→競馬セブンを選ぶメリット・評判は?