春のスプリント王決定戦の高松宮記念が、3月27日に中京競馬場で行われます。1200m戦は絶対的なスピードが必要ですが、もちろんその他にも必要とされる要素はあります。そんな勝利することが難しい高松宮記念ですが、今年も注目の馬が出走予定です。絶対的な存在の馬はいませんが、レシステンシアのように実績たっぷりの馬もいます。
レシステンシアは1番人気が予想され、鞍上も今絶好調の横山武史騎手です。この馬は2歳時に阪神ジュベナイルフィリーズを勝利していますが、GIの勝利はその1勝のみです。しかし香港スプリントをはじめGIでの2着がとても多く、5回もあります。
次に注目したいのはメイケイエールです。
気性的な問題のためなかなか信用できませんが、持っている力はGI級といわれています。前走のシルクロードSでは池添騎手が見事に勝利に導いてくれました。3度目のGI挑戦。勝利した前走と同じ舞台で戦えるというのはメイケイエールにとっては最高ですね。
そして2歳チャンピオンのグレナディアガーズにも注目です。
前走の阪神カップでは約1年ぶりの勝利を飾り勢いに乗っています。しかも出遅れながらの勝利ですから価値はありますし、フランケルらしいスピードを出すことができれば勝利も夢ではありません。
ここ最近は精彩を欠いていたものの、昨年末の香港マイルで3着に入ったサリオス。サリオスも久しぶりの勝利を挙げるかもしれません。問題は初めての1200mという点で、うまく対応できればチャンスもあるでしょう。
高松宮記念の最後の前哨戦と言っても過言ではないオーシャンSを制したジャンダルムにも注目が必要です。この馬は中山競馬場を得意としているので中京でどうか…という部分は気がかりですが、母親のビリーヴはこのレースを制しているので母子揃っての勝利も期待できますよね。
以上の他にも様々な馬が出走を予定していて、ロータスランド、ダイアトニック、シャインガーネットなど、そのメンバー構成はとても豪華です。
ロータスランドは京都牝馬Sを勝ち、ダイアトニックは阪急杯を勝っています。
ダノンスマッシュが引退し、スプリンターズSで勝利したピクシーナイトはまだ復帰のめどが立っていません。こんな状況ですから、新たなスプリント王者に誕生してもらいたいです。
そしてケガから復帰したピクシーナイトと雌雄を決して欲しいですね。
とにかく全馬・全騎手無事でレースが終わり、感動的な一戦となることを願っています。レース予想は競馬セブンがおすすめです。