JRAの2020年初めてのGIといえばダートのフェブラリーSです。東京ダート1600mが舞台となり、現役トップクラスのダート強豪馬がしのぎを削り合います。昨年まで3歳馬だった明け4歳の馬や5歳以上の馬など、様々な有力馬が出走します。ここでは現時点での有力馬の情報を紹介します。

やはりまず挙げるべきは昨年のチャンピオンズCを制し、現在6戦6勝の無敗を達成しているクリソベリル…という予定でした。チャンピオンズCの他にもジャパンダートダービーを制し、現役最強といっても過言ではありません。しかしながら今年から始まるサウジカップに出走するのでフェブラリーSには出ないようですね。とても残念です。

そこで注目したいのはインティでしょう。この馬は実際に昨年のこのレースを制しており、東京ダート1600mの適性も問題ありません。それよりも気分良く逃げられるのか、などの条件の方が重要な気がします。昨年のフェブラリーS以降は勝利できていないので不安な面もありますが、武豊騎手とのコンビで再び輝いて欲しいです。

その他に注目したいのはやはり1月に行われた東海Sで圧倒的な強さを見せたエアアルマスです。この馬はダート転向後5戦して4勝。唯一負けたレースも原因がはっきりしているので、希望の枠に入れ、うまく乗れれば可能性もあるでしょう。上記のインティに勝利しているというのも魅力です。まだ底を見せていなくて、父はマジェスティックウォリアー、母父はエンパイアメーカーというダート系統。

それ以外にはコパノキッキングも脅威となります。1600mは少々長いイメージもあるものの、天才ジョッキーのオイシン・マーフィー騎手がうまく導けば、可能性も見えます。ダート1200mであれば恐らくもっと高い評価を得られると思いますが、JRAのGIにはダート1200mのレースがないので残念です。※フェブラリーSに向かわない可能性もあり

他にはサンライズノヴァ、モズアスコット、ヴェンジェンス、アルクトスといった馬たちも出走予定です。もちろんこれから状況が変わり出走予定の馬が出走しなくなる可能性もあれば、逆に出走を予定していないにもかかわらず出走する馬も出てくるかもしれません。今後の各馬の動向に競馬セブンも注目しています。

記念すべき2020年初めのJRAのGIレースなので、より良いメンバーで高いレベルのレースを見せて欲しいと思います。そして無事にレースが行われ、歴史に残る一戦になればうれしいですね。

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