東京新聞杯・京都記念の結果 | 競馬セブン(七騎の会)～競馬を初める前に～

2月5日に東京競馬場で東京新聞杯が、翌週の7日には阪神競馬場で京都記念が開催されました。それぞれマイル路線と中距離路線の有力馬が出走するということもあり、かなりの注目を集めました。特に京都記念にはGI馬はもちろんのこと、年度代表馬やダービーだなども出走しました。

■2月5日に東京競馬場で東京新聞杯

東京新聞杯の1番人気は5歳になったジャスティンカフェです。2月いっぱいで騎手を引退する福永騎手とのコンビということもあり注目されましたし、そもそも毎日王冠でサリオスの2着に入るなどの実力もある馬です。昨年から急激に力をつけており、福永騎手とのコンビでは勝利こそありませんが相性の良さも見せています。

2番人気は昨年3歳牝馬クラシック路線をにぎわせたナミュール。スタートが上手ではないのでその点は心配でしたが、桜花賞以外は掲示板に載る活躍ぶりを見せており、安定感も抜群です。

3番人気は同じく4歳牝馬のピンハイで、4番人気は6歳になり重賞2勝目を狙うウインカーネリアンでした。

競馬セブンが見守る中レースがスタートすると、まずウインカーネリアンがポンと好ダッシュを見せ先頭に立ちます。その後もハナを譲らず3コーナーをカーブし、4コーナーにかかります。

最後の直線に向いたところではファルコニアに並びかけられそうになりますが、騎手のゴーサインにしっかりと反応し後はどんどん離していきます。ゴール前は外から複数の馬が強襲してきましたが、見事逃げ切り勝利を収めています。

2着は安定感のあるナミュール、3着はルメール騎手鞍上のプレサージュリフトでした。福永騎手とコンビを組んだジャスティンカフェは残念ながら4着に敗れましたが、優勝馬との差もかなり小さいので実力的な差はないでしょう。

2月の芝競馬最大のレースといっても過言ではない京都記念。1番人気はダービー馬のドウデュースか年度代表馬のエフフォーリアのどちらだ！と騒がれましたが、最終的にはドウデュースが2.5倍の1番人気で、エフフォーリアが3.3倍の2番人気でした。

3番人気は2歳時にGIのホープフルSを優勝し、前走の中日新聞杯で見事に復活を遂げたキラーアビリティ、4番人気はまだ底を見せていない感じで成長途上といった感じのプラダリア。

スタートが切られると、ユニコーンライオンがハナを切ります。少し後ろに人気のエフフォーリア、さらにキングオブドラゴンといった状況。

3コーナー少し手前から各騎手の動きが激しくなり、道中とは様相も一変します。最後のコーナーを回って直線に向くと、一気に1番人気のドウデュースが抜け出して2番手以下を置いてきぼりにする競馬ぶり。2着には最後に外から差してきたマテンロウレオで、3着には新興勢力のプラダリアが入っています。

エフフォーリアは最後の方で競走中止となり、心房細動だったようです。残念ながら引退することになりましたが、皐月賞と天皇賞秋、有馬記念を制した馬ですから、種牡馬になってからも大注目されること間違いないでしょう。