7月後半に開催される重賞はいくつかありますが、今回は中京記念とアイビスサマーダッシュに焦点を絞り紹介します。
■7月24日に開催される中京記念
まず7月24日に開催される中京記念。今年は小倉競馬場で行われるので要注意です。
上位人気が想定されるファルコニアも出走予定で、前走はマイラーズCで3着に入っています。安定感が高い点も高評価することができ、2021年のカシオペアS以来の勝利を目指します。父はディープインパクト、母はカンビーナという血統。
他には前走の米子Sでは2着、3走前の京都金杯は3着のカイザーミノルにも注意しましょう。恐らく横山典弘騎手とのコンビで臨むと思うので、奇襲を仕掛けてくるかもしれませんね。一度小倉競馬場で使われ、小倉は1戦1勝という点も魅力です。
そして昨年の中京記念にも出走し、勝ち馬から0.3秒の4着に入ったミスニューヨークも出走予定です。昨年の出走時よりも鞍上強化されて出走すると思うので、注目してください。
その他には、人気薄が想定されるワールドウインズやスーパーフェザーなども登録しています。
若い世代で言えば4歳世代のヴァリアメンテ、シャーレイポピーがチャレンジしてきます。中京記念=芝1600mというイメージですが、昨年同様小倉開催なので芝1800mです。
ご注意ください。
■7月31日に新潟競馬場で行われるアイビスサマーダッシュ
そして7月31日に新潟競馬場で行われるアイビスサマーダッシュは、国内唯一の直線だけの重賞レースです。直線競馬が得意な馬の独壇場になることも多く、今年もこの条件が得意な馬がたくさん出走するでしょう。
まず挙げるのは、昨年のこのレースの覇者のオールアットワンス。昨年の同レース以来勝利はなく、得意の条件かと思われた新潟芝直線1000mの前走でも6着と敗れています。巻き返せそうかしっかりと確認した上で馬券を購入しましょう。
他にはこのコースといえばライオンボスと言われるほどこの舞台を得意としていたライオンボスですね。この馬も最近は不調気味なので、得意のこの舞台で復活を遂げて欲しいです。
最近勢いのある馬も紹介しましょう。
マリアズハートは前走、新潟芝直線1000mの韋駄天Sを勝利していて、昨年にもこの舞台でリステッド競走を勝利しています。このコースを大得意としているため、今回かなり人気になるでしょう。
彼女の走りに是非とも注目してください。
これらの他にも有力馬や注目馬がたくさん出走しますし、何より特徴的なコースでの重賞だからこそ観戦して欲しいです。レースの予想は競馬セブンのウェブサイトをご参考ください。