夏競馬で唯一のG2レースの札幌記念が8月17日に札幌競馬場で開催されます。

過去には一流馬が出走したことも多いこのレース。当然戦前から注目されています。

札幌記念とオールカマーを両睨み中なのでどちらに出走するかまだ不明ですが、昨年の有馬記念馬のレガレイラが出走すると一気に盛り上がりますね。

前走の宝塚記念は約半年ぶりのレースでしたし、11着という成績は除外して考えても良さそう。札幌経験はないものの、デビュー戦では札幌と同じく洋芝の函館競馬場で走り出遅れながらの完勝。

そして昨年の桜花賞を制しているステレンボッシュにも注目が必要です。桜花賞のあとはオークス2着、秋華賞と香港ヴァーズで3着。今年は大阪杯とヴィクトリアマイルで敗れていますが、ヴィクトリアマイルは勝ち馬と0.3秒差なので、札幌記念で復活しても不思議ではありません。この馬はデビュー戦が札幌でキッチリ勝っており、1戦1勝。

他には、上り馬でもあるハヤテノフクノスケは、青森県産馬として注目されています。前走の函館記念ではヴェローチェエラから0.2秒差の2着。札幌芝2000mは過去に2回走り、1勝2着1回なので、向いているコースでしょう。

その函館記念を10番人気で制しているヴェローチェエラも札幌記念に出走を予定しており、この勢いのまま勝利する可能性もありますね。

前走の巴賞で2番人気に推されて完勝したケイアイセナも怖い馬です。初の北海道でのレースを見事に勝利しており、洋芝適正も問題ないことを証明しています。ディープインパクト産駒ということもあって、ここを勝てば当然この時点でのディープ産駒の最後の重賞勝利となります。

他には、弥生賞ディープインパクト記念を勝っているコスモキュランダも出走。弥生賞以降勝利はありませんが、皐月賞2着やセントライト記念2着、AJCC3着など、惜しい競馬もあるので、ここでも侮ってはいけません。

前走は大阪杯で出遅れながら、勝ち馬のベラジオオペラから0.6秒差の8着。出遅れることがかなり多い点が問題ですが、うまくスタートを決めて、最高のレースをしてほしいですね。

これらの以外にも、前走のダイヤモンドS5着(芝3400m)から大幅な距離短縮となるシュトルーヴェや一昨年の札幌記念で2着に入り、GI2着実績もあるトップナイフも一発あるかもしれません。

かなりの実績を残していながら直近は成績に恵まれない馬、そして上り馬も登場する夏競馬重賞ならではのメンバー構成になりそうですね。

レガレイラが出走するかどうかがレースレベルにも大きな影響を与えると思います。

秋への飛躍のためにも、是非ともここを勝ちたい陣営は多いでしょう。

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