3月から本格的にはじまった春のGIシリーズが宝塚記念をもって終了します。宝塚記念はグランプリレースですし、前半期の総決算でもあるので、競馬セブンを始め注目しているファンも多いでしょう。
6月15日に阪神競馬場にて開催されますが、ベラジオオペラかレガレイラが1番人気候補でしょう。
ベラジオオペラは先日の大阪杯を勝利し、見事に同レース連覇達成。阪神競馬場はこれまで全勝で、昨年の宝塚記念は京都で行われているので、阪神開催の今年は要チェックです。2200mのレースに過去2度出走していて勝利はありませんが、宝塚記念3着と京都記念2着なので、こなせないわけはなさそうです。
レガレイラは昨年暮れの有馬記念で劇的な勝利を見せてくれて以来のレースとなります。半年以上の間隔があいているので不安かもしれませんが、すでに厩舎に帰ってきており順調に調教が積まれています。
宝塚記念を勝つとグランプリレース完全制覇となり、これは牝馬としてはリスグラシュー、クロノジェネシス以外達成したことがありません。
他にはアーバンシックにも注目が必要です。
何といっても昨年の菊花賞馬で、その菊花賞に出走した馬の多くがその後大活躍しています。ヘデントールが天皇賞春を勝ち、ビザンチンドリームが天皇賞春2着、ダノンデサイルはAJCCとドバイシーマクラシックを菊花賞後に勝利。
菊花賞を勝って以降勝利はありませんが、負けて強しだった部分もあり、さらに順調に調整されている点も評価できるでしょう。
それ以外には、2歳時からGIの舞台で活躍していたヨーホーレイク。
今年に入ってより力をつけた印象がで、京都記念でリビアングラスを破り、前走の大阪杯ではスタートで出遅れながら3着に入っています。ヨーホーレイクは、所有馬のカムニャックがオークスを勝って勢いに乗る金子真人ホールディングスの持ち馬です。
前走はドバイターフに出走して5着だったメイショウタバルや直近2戦がレベルの高いG52レースだったにもかかわらず勝ち馬から0.1秒差しか敗れていないリビアングラスも怖い存在です。
メイショウタバルは馬場が重くなればより力を発揮するでしょう。
リビアングラスは2200mでは4戦2勝。敗れた2回は京都新聞杯の3着と京都記念の2着。
上記以外にも、天皇賞春を勝った経験のあるジャスティンパレスや皐月賞馬のソールオリエンス、菊花賞馬のドゥレッツァ、BCターフ2着馬のローシャムパーク、初GIだった大阪杯で惜しい2着のロードデルレイなど、豪華メンバーが登録しています。
圧倒的に力が抜けた馬は見当たりませんが、だからこそ各馬&騎手の走りや技術力に注目すべきですね。
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