8月下旬には小倉競馬場で北九州記念、札幌競馬場でキーンランドCが開催されます。どちらも芝1200mを舞台にした電撃のスプリント戦であり、スプリンターズSなどを見据えた馬たちにとっても重要なレースとなります。

まず北九州記念は、3歳牝馬のモズメイメイが人気を集めそうです。6戦3勝。桜花賞は大敗していますが、2戦目のつわぶき賞は0.1秒差の3着。前走はG3の葵Sを勝っていて、注目されるのは当然のことでしょう。

条件戦を3連勝で勝ち上がり、その後重賞では結果を残すことができなかったママコチャは、前走の安土城Sを完勝し、挑んできます。

他にはジャスパークローネも注目すべき存在で、7月に行われたCBC賞では2着のサンキューユウガに勝利し、見事人気薄での優勝を果たしています。

今回は斤量も重くなりますが、充実一途の今なら好勝負しても何ら不思議ではないでしょう。

その他には2勝クラスと3勝クラスを連勝中のデュガ、小倉芝1200mは無敗のロンドンプランも出走します。ロンドンプランはおよそ9ヶ月ぶりのレースとなりますが、持っているポテンシャルが未知数のため非常に怖い存在です。

その他にはGI3着の実績があるトゥラヴェスーラ、2着が多いサンキューユウガなども出走予定です。

キーンランドCは、何といってもナムラクレアが出走するので要注目です。2歳時から重賞戦線で活躍し、すでにG3を3勝もしており、いずれも異なる競馬場。

今回ははじめての札幌競馬場となりますが、洋芝の函館競馬場の函館スプリントSを昨年勝利しているので、怖いものはないでしょう。

昨年0.2秒差で掴めなかったGI馬の称号を手に入れるためにも、ここはなんとしても勝利しておきたいところです。

今年の函館スプリントSの勝ち馬キミワクイーンは昨年2勝クラスの札幌のレースを勝利しているので、この舞台でも十分やれそうです。

昨年のキーランドC2着のウインマーベルも出走を予定しています。スプリンターズSでタイム差なしの2着に入っていますし、前走の京王杯スプリングCでは7番人気ながら勝ち馬のレッドモンレーヴから0.1秒差の2着。力的には他の馬に全く劣っておらず、十分に優勝する可能性も秘めています。

これら以外にもゾンニッヒ、トウシンマカオ、シュバルツカイザーといった面々が出走予定のため、非常に盛り上がりそうです。北九州記念とキーンランドCは開催される競馬場は北と南で大きく異なりますが、いずれも注目度は満点です。因みに競馬予想は競馬セブンの情報サイトをおすすめします。

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