8月15日に小倉競馬場で小倉記念が、新潟競馬場で関屋記念が行われました。この日は天気が回復したものの、前日まで降り続く雨の影響で芝の状態がどうなるのか心配されたファンも多いと思います。しかし最近の馬場の排水機能は素晴らしく、小倉記念は稍重で、関屋記念は良馬場で開催されました。

小倉競馬場で小倉記念

まず小倉記念は1番人気がファルコニアで単勝オッズは2.7倍です。もともと10頭立てでしたがアールスターが感冒のため出走取り消し、結果的には9頭立てとなりました。馬場も回復し比較的上位人気で決まる可能性が高いと感じた方もいると思いますが、正反対の結果になりました。

ちなみに2番人気はクラシックで存在感を示していたヴェロックス、3番人気は重賞勝ちはありませんがG3で2着と3着のあるショウナンバルディでした。ハンデ戦ではありますが最軽量馬と最重量馬の差は4kgなので、それほど大きな影響もなさそうでした。

競馬セブンが見守る中レースがスタートしました。グランスピードがハナを切り、それに続いてショウナンバルディ、1番人気のファルコニア、ヴェロックスという展開です。上位人気の馬が前に行く感じとなり3コーナーを迎える頃には多くの騎手が手綱を大きく動かしていました。

4コーナーをカーブすると内の馬場は避けるように多くの馬が外を回ります。3コーナー手前から一気に前にとりついたスーパーフェザーが粘るものの、最後は大外からやってきたモズナガレボシとヒュミドールに差されてしまいます。

1着はモズナガレボシ、2着はヒュミドール、3着はスーパーフェザーで、少頭数ながら3連単は93,130円の大荒れとなります。

新潟競馬場で関屋記念

小倉記念の10分後に行われた関屋記念は、NHKマイルCで僅差の2着だったソングラインが1番人気でした。2番人気はシャドウディーヴァ、3番人気はアンドラステという感じで、上位5番人気までを牝馬が占めました。

ソングラインは3歳牝馬ということもあり斤量51kg。最も重い斤量を背負っているのがマイスタイルとサトノアーサーの57kgですから、6kg差ということですね。

実際にレースがスタートすると、まず外からマイスタイルが主張し先頭に立ちます。少し開いて2番手にはミラアイトーンやロータスランドなどが続き、あっという間に3コーナーと4コーナーもカーブし最後の直線に入ります。

早い段階で逃げていたマイスタイルが捕まりますが、内からロータスランドがうまく抜け出します。しかし外からもカラテと人気のソングラインが追い込んできますが、勝ったのは4歳牝馬のロータスランドでした。2着にはカラテが入り、3着はソングラインでした。

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